ビタミンCを多く摂取することで.からの、免疫力が上がり病気になりにくくなります。
ビタミンCには粘膜の力をサポートする働きがあります。 粘膜は、ウイルスや雑菌などの侵入を防いでくれる働きがあります。
そのため粘膜の力が弱まってしまうと、犬でも人間と同じように、風邪や下痢などにかかってしまうのです。
つまり粘膜の力が強いということは、あらゆる病気の対策につながるのです。
もしあなたの犬が風邪などにかかりやすいようでしたら、ビタミンCを多く含んだドッグフードを選んで与えると良いでしょう。
最近ではビタミンCを含んだ犬用サプリメントもあるので、そういったものを与えるのもオススメです。
そしてビタミンBを摂取すると皮膚や毛並みの改善に効果があります。
犬はストレスによって毛並みが悪くなったり、あるいは皮膚炎にかかってしまうことがあります。
そういった症状が慢性化してしまうと、今度はアレルギーにもなりやすくなってしまうため、放置しておくのが大変危険です。
ビタミンBには、代謝を促す効果があります。
ストレスがたまると代謝が悪化し、その結果、毛並みや皮膚の状態が悪化するのです。
ですので、もしそういった症状が出ている場合、散歩コースの距離を伸ばすなどして運動量を増やすことでストレスの発散をさせた後、ビタミンBを含んだおやつなどを与えると良いでしょう。
消化酵素を摂取するということは、ビタミンを摂取することにもつながります。
犬の胃にはペプシンという、タンパク質の消化に特化した消化酵素が存在しています。
このペプシンを体外から摂取する場合には、植物から摂取しないといけません。 ですので、犬であっても野菜を食べることが必要になるのです。
そしてビタミンもまた、野菜から摂取することができます。
そのため消化酵素を摂取するということは、ビタミンを摂取することにもつながるのです。
ドライドッグフードの場合は乾燥する工程が含まれているため、新鮮な野菜を清書することは難しいですが、例えばレトルトのようなウェットタイプは水分を多く含んでいるため、野菜の鮮度が保たれています。
そのためドライドッグフードだけでなく定期的にこういったウェットタイプのドッグフードを与えると、消化酵素やビタミンの摂取につながり、健康を保つことにもつながるのです。
手作りのドッグフードだと、ビタミンを摂取しやすいです。
一般的なドッグフードからビタミンを制すしようとしても、やはり野菜もある程度を加工されているので、 その際にビタミンは流出してしまっています。
ですが手作りドッグフードであれば、自らの手でドッグフードを作ることができるので、ビタミンの流出を防ぐことができるのです。
例えば野菜だけでなく果物を使ったレシピも有効です。
例えばキウイを細かく刻み、それをヨーグルトと一緒に混ぜて与えるのです。
そうすることでビタミンと乳酸菌を摂取することができるので、腸内の環境の改善にもつながります。
そして、こういったおやつタイプだけではなく、ささみとキャベツを細かく刻んで焼いたものを与えるという方法もあります。
その際、まずささみだけを先に炒めておき、キャベツを後からさっと炒めるとビタミンの流出を少なくすることができます。
ビタミンが欠乏すると、実は様々な障害が出てきます。
先述の免疫力の低下や、毛並みや皮膚の状態の悪化などが挙げられますが、 ひどい場合には歩行困難などにもなってしまうことがあります。
そして子犬の頃からビタミンが不足してしまうと、発達障害にもなってしまいます。
ビタミンが不足してしまうということは、犬の健康を害してしまうどころか身体的な障害にも繋がるので、犬の生涯を左右しかねない問題だといえます。
ですので犬にとってビタミンを摂取することは非常に重要なのです。