ドッグフードを手作りしている人は実はたくさんいます。
ただ、手作りドッグフードを作る際には、人間と犬の違いをちゃんと認識しておかなくてはなりません。
人間は炭水化物を主食として摂取し、それを分解して糖質をエネルギーにしています。
一方、犬は炭水化物を基本的なエネルギー源とはしていません。
これは長い生物的な歴史の中でどの様な物を食べてきたかの違いでもあります。
穀物を中心とした物を食べてきた人間は炭水化物、肉などを主たるエネルギー源としている犬はたんぱく質を重要なエネルギー源としているのです。
そのため、犬はお米や小麦粉などの炭水化物の消化が苦手で、お腹を崩してしまう事もあります。
手作りする際はこういったポイントを抑えることが大切です。
湯通ししたササミをほぐして細かく刻んだ野菜と片栗粉であんを作り、混ぜ合わせるだけで簡単にできます。
動物性たんぱく質もビタミンやアミノ酸なども摂取できます。
味付けの目安としては、ちょっと味が薄いかなと感じる程度がちょうど良いです。
また、塩分を抑えつつも塩味をつけることができる調味料もあり、それを利用すると塩分過多の心配もなくなりますね。
ヘルシー食として人気のある豆腐ハンバーグもドッグフードにピッタリです。
ただ、注意しなければいけないのが、犬にとって有毒であるタマネギを使用してはいけないという点です。
それでもカロリーが気になる場合はおからを入れてボリュームアップさせると大きさに対してカロリーを抑えることが出来ます。
通常のハンバーグと同じ作り方でOKです。
ただ、焼く際は油を減らす為にあらかじめレンジなどで火を通しておき、軽く焼き目をつける程度で良いでしょう。
味付けこそ変える必要がありますが、ここで紹介したものは人間も一緒に食べる事ができます。
手作りドッグフードの魅力は、家族の一員として食事を作ってあげられるという所にあります。
犬の体質に配慮さえすれば、意外と簡単にチャレンジする事ができるのです、