ドライドッグフードは、総合栄養食とも呼ばれており多頭飼いにはかなり便利なフードです。
また、与え方次第でどの犬種にも与えることが出来ます。
本来であれば、チワワやダックスフンドのような小型犬にドライドッグフードは適しません。
何故かといいますと、小型犬は顎の力が弱くドライドッグフードを噛み砕けないため丸呑みしてしまうのです。
そしてそのままフードは排泄されることになるので栄養を取り入れることが出来ず、体にも悪い影響を与えます。
しかし、このドライドッグフードをぬるま湯にさらし、ふやかすことで小型犬であってもドライドッグフードを食べることが出来るようになるのです。ドライドッグフードに含まれる栄養素自体は、犬にとって重要な物ばかりなので小型犬が食べられる状態にしてあげれば問題は無いのです。
また、穀物が使われていないフードも良いです。
多頭飼いにとって、一種類のフードで済ませられる事というのは経済的にもかなり重要です。
しかし、だからといって安いフードで済ませることは得策ではありません。なぜなら、安いフードには穀物が多く含まれていることがあるからです。
犬は肉食動物であるため、穀物を消化することが出来ません。ですので、特に多頭飼いされている場合は一部の犬にアレルギーの症状や消化不良などのトラブルが出てくる可能性があります。
そういったトラブルを未然に防ぐ為にも、穀物が使われていないフードを与えると良いのです。
穀物が使われていない物は、すべての犬にとって消化に良く、健康に良いフードなのです。
缶詰ドッグフードがあると、多頭飼いにとても便利です。
多頭飼いをしていると、フードの量が減るのがとても早いです。ですので、買い溜めをしている方が大変多いです。ですが、それでも普段の生活に追われていると忘れてしまいがちになってしまいます。
ですので、そういった緊急時に備えて缶詰ドッグフードを保管しておくとよいのです。
缶詰なので日持ちもするため、大変便利です。
ただし、あくまでも緊急時用のフードとして使用しましょう。
缶詰ドッグフードは、長期保管を目的としているためどうしても保存料などの添加物を含む必要があります。
ですので、普段使いとして用いるとアレルギーの発症などが考えられるので注意しましょう。
多頭飼いのオヤツとして、犬用のチーズを用意しておくと良いです。
犬は発酵乳が大好物です。ですので、どの犬種もチーズの食いつきはバツグンに良いのです。
また、牛乳に含まれるアレルギー物質は発酵の段階で殆ど消滅してしまうため、牛乳に対してアレルギーを持っている犬でもチーズ等の発酵乳を食す事は可能です。
薬を与えなければならない際にも、犬用のチーズは大活躍してくれるので、特に多頭飼いの際には用意しておくと大変便利ですのでオススメです。
ドッグフードを切らしてしまった特の対処法として先ほど缶詰ドッグフードを紹介しましたが、どうしても無添加が良いという方にはササミをオススメします。
手作りドッグフードの中でも高たんぱく、低脂質と大変人気の高い材料がササミなのです。
与え方も実に簡単で、先ずはササミを細かく切ります。大型犬には食べ応えを演出するためにぶつ切りにしても良いかと思います。
そして、この切ったササミを熱湯で茹でます。半生になるとサルモネラ菌による食中毒になってしまう可能性もあるのでしっかり火を通しましょう。
そして、水気をある程度取ってしまえば完成です。コレは普段使いのフードとして利用しても問題ありません。また、この茹でたササミにキャベツなどの野菜も茹でて加えてあげると良いでしょう。