普段食べているドッグフードの食いつきが悪くなった時・年齢が変わった時・獣医師に療法食を勧められた時など、誰もが1度は経験するのが、ドッグフードを変更することです。特に、食ムラがある犬のドッグフードを変更する時は、慎重になってしまう飼い主さん多いのではないでしょうか。ただ、ドッグフードを変更する時は、急に変えるのではなく少しずつ変える必要があることをご存知でしょうか?実は、この点をしっかり行わないと、ドッグフードの変更がうまく出来なくなってしまう可能性もあるのです。
先ほども説明した通り、ドッグフードを変更する際に1番気を付けなければならないのが、【1週間程かけて少しずつフードの切り替えを行う】ということです。犬は、普段食べているドッグフードが急に違うものに変わってしまうと、ストレスから下痢を起こしてしまうことが多々あります。
新しいドッグフードを与えた時は、いつも通り食べてくれたとしても、その後の便が緩かったり、下痢を起こしてしまったら、与えたドッグフードが影響している可能性が高く、1日、長くても2〜3日で下痢が収まれば問題ありませんが、それ以上続く場合はドッグフードが愛犬に合っていない可能性もあります。その場合は、使用をやめた方が良いでしょう。
また、急にドッグフードを変えることにより、新しいドッグフードを食べなくなってしまう可能性もあります。特に、年齢が変わった時や療法食に変更する時に起きやすく、切り替えに失敗してしまうと、なかなか新しいの食べてくれなくなってしまいます。そうしたマイナスの面を防ぐためにも、ドッグフードは1週間程かけてゆっくり切り替えていくのが望ましいのです。
下痢を起こすということは、愛犬の胃腸にストレスが掛かっているからなので、ストレスを与えないためにも、急に変更することは控えるようにしましょう。また、少しずつ変更することにより、【ドッグフードが変わったことに気づかせない】という効果もあるため、愛犬にストレスが掛かることなくドッグフードを変更することが出来るのです。