ドッグフードの一食あたりの量は犬によって違います。
厳密に言えば、ドッグフードには形態別に、年齢・目的にくわえて犬種によって適切なタイプがあります。
主に犬種のサイズで分けられていますが、そもそも一食あたりの量がちがいます。
一般的にドライタイプのドッグフードは100ぐらむあたり350キロカロリー前後に設定されています。
ドッグフードは内容よりも量で栄養分やカロリーをコントロールする必要があるのです。
犬種(サイズ)ごとの目安量を紹介しますので参考にしてください。
成犬用ドライタイプのドッグフードで、100グラム350キロカロリーとした場合、チワワやミニチュアダックスフンドなどの小型犬は一食あたり体重の1パーセント〜2パーセントほどにあたる分量が適切な量となります。
ですので、例えば体重4キロのチワワの場合、40グラム〜80グラムとなります。
ダルメシアンや柴犬などの中型犬の場合は体重の1パーセント〜1.5パーセント、体重10キロのダルメシアンの場合、100グラム〜150グラム。
ゴールデンレトリバーやそれ以上の大型犬の場合は体重の1パーセントほどで、体重40キロの場合、400グラム前後が目安量となります。
ただ、これはあくまでも目安の量であり、必ずしもこれらの量が適切とはいえません。
体調や年齢に大きく作用されますし、運動する機会が多い犬は筋肉量が多いですのでより多くのカロリーが必要となったり、高齢によって食事量が落ちてきている場合は量が多すぎて身体の負担になる可能性もあるのです。
食事量は計量カップなどを使えば一定の量に固定する事ができますが、犬の体調は一定というわけではありません。
ですので常に動作や食べ方、体重などに気をつけてあげましょう。
特に、定期的に体重は量っておくのをおススメします。
食事の量があっているかどうかが一番はっきりとわかりますのでとても大切な事といえます。
また、便が硬ければ食事量が少ない、便が柔らかければ多いといえますので、目安にしましょう。