肉の比率が大きいドッグフードを与えることは、がんの予防に繋がります。
何故かといいますと、先ず消化に良いという点が挙げられます
犬は本来、肉食動物です。そのため肉を消化するのに特化した内臓を持っています。
そのため、肉の比率が大きいということは消化に良く、胃への負担も軽いのです。
また、腸への負担も軽いです。
きちんと消化された食物は腸へ向かい、そして便となって排泄されます。消化されていない場合はそのまま排泄されることとなりますので、例えば便秘や下痢、あるいは消化不良の原因となります。それらが慢性化することは、内臓へのダメージが蓄積していく事になり、癌の原因になるのです。
ですので、内臓への負担が軽い肉の比率が大きいフードを与えることは、癌の予防に繋がるといえるのです。
そしてドッグフードと一緒に消化酵素も摂取すると、一層癌の予防に繋がります。
先述のように、犬は肉の消化に特化した内臓を持っています。胃にはペプシンと呼ばれる消化酵素が存在していまして、コレが肉の消化を促してくれているのです。
しかしこの消化酵素が不足してしまうと、やはり消化不良などの内臓の異常へ繋がり、ダメージが蓄積していきます。その結果、癌になる可能性が上がってしまうのです。
コレを防ぐためには消化酵素を外部から取り入れる必要があります。
どのように取り入れるのかというと、野菜や果物から取り入れるという方法があります。
消化酵素であるペプシンは、新鮮な植物に含まれています。散歩中に道端の草を犬が食むのもそのためです。
ですので、ドッグフードと一緒にキャベツやキウイなど消化酵素が多く含まれている物を与えたり、あるいはそれらを含んだドッグフードを与えることで癌の予防になります。
そして、無添加の物を選ぶことも重要です。
保存料や着色料、香料などの添加物は化学成分由来の物が多いです。それらは犬にとってまったく必要の無いもので、場合によっては拒絶反応が出る場合もあります。
それがいわゆるアレルギーと呼ばれる症状です。
一般的には脱毛や皮膚炎が有名ですが、犬も人間と同じように呼吸器系のアレルギーを発症する可能性があります。
そういったアレルギーも、ダメージの蓄積に繋がってしまうのです。ですので、未然にアレルギーを防ぐということは癌の予防にも繋がるため、無添加のドッグフードを選ぶことは非常に重要なのです。
乳酸菌を含むフードを与えることもオススメです。
乳酸菌は、胃酸によって死滅し腸内へ運ばれます。
そして腸内にいる善玉菌によって食べられるのです。言ってみれば、乳酸菌は善玉菌のエサです。そのエサとなる乳酸菌を多く摂取すると、それに比例して善玉菌も増えていきます。
善玉菌は、腸内の環境を整えるのに非常に重要な役割を持っています。善玉菌によって便の排泄が促せられる為、善玉菌が多いということは便秘の防止にも繋がります。
また下痢になることも防いでくれるため、善玉菌が多いと腸へのダメージは軽減されるのです。この内臓へのダメージの軽減こそが、癌の予防へもっとも繋がる要素なのです。
ですので、乳酸菌を普段から摂取していると癌が予防されるといえるのです。
穀物が使われていないフードを与えることも重要です。
先述のように、犬は肉食動物です。ですので、犬は穀物を消化することが出来ません。そのため、穀物を摂取してしまうと消化されずに胃や腸を通り、そのまま排泄されるか宿便となって体内に残る事になります。
コレは内臓にとっては大きなダメージです。
ですので、穀物が含まれている物を日常的に与えるということは内蔵へのダメージが慢性化し、結果的に癌になる可能性が上がってしまうのです。