ドッグフードで重要なのは一回での量と栄養・カロリーです。
食べきれる量を測るためには、まず一食あたりの適正カロリーを把握しておく必要があります。
なぜなら、食べきれる量であってもカロリーが多すぎる場合もあれば、食べきれない量でもカロリーが不足している場合も考えられるからです。
量を図る際には必要なカロリーも計算に知れる必要があるといえるのです。
まず、一日に必要なカロリーの求め方ですが、犬種によって少し差はありますが、「(30×体重+70)×2」で求める事が出来ます。
体重10キロのワンちゃんの場合ですと、(30×10+70)×2となり、一日の必要摂取カロリーは940キロカロリーとなります。
一日に必要なカロリーがわかりましたので、次にカロリー面から見た一日に必要な食事量を求めます。
「必要カロリー÷350×100」で求める事が可能です。
これを先ほど求めたカロリーを適用して計算すると940÷350×100となるので、269グラムとなります。
つまり、一般的なドッグフードの場合、体重10キロのワンちゃんには約270グラムのドッグフードを与える必要があるという事になります。
別の見方をすれば、この計算で求められたグラム数が与える事ができるドッグフードの適正量といえるので、これより多ければ肥満の可能性が、これより少なければ栄養不足に陥る可能性があるといえますね。
食事の量は食事回数分で分割して与えましょう。
270グラムが一日のドッグフード量の場合は二回に分けると1回あたり135グラムという事になります。
これでキレイに食べてくれればよいのですが、残してしまった場合は一日に三食にするなどして、食事回数を増やしてあげましょう。
270グラムを三回に分けるので1回あたりの食事量は約90グラムとなります。
また、ドッグフードの量が決まり、ちゃんとキレイに食べきっていたとしても、体調や体重には気を使ってあげましょう。
筋力や体調により個別に差がありますので、体重などを目安にドッグフードの量を調整してあげましょう。