最近、歩き方が遅くなった、動きが鈍くなったなどがあれば、関節炎の可能性があります。
加齢や運動不足、肥満などで起こります。
体重の重い大型犬だけではなく、活発なチワワやポメラニアンなどの小型犬でも起こりやすいものです。
関節炎になってからでは遅すぎますので、普段の生活環境や食生活でケアをしてあげましょう。
生活環境では、絨毯やマットなどを敷いて滑りにくい、関節に負担がかからない環境を作ります。
食生活では、体重の管理をしっかりして、充分な運動をすることです。
ドッグフードもグルコサミンやコンドロイチンなどの関節をサポートする成分を配合したものを与えます。
グルコサミンは、軟骨の主成分プロテオグリカンを作り出す原料で、軟骨を作る基になります。
軟骨を強化したり、すり減った軟骨の修復・再生を促進する働きがあります。
コンドロイチンは、軟骨の主成分プロテオグリカンを構成する重要な成分で、軟骨の水分を維持し、弾力性を保ちます。
また、軟骨には血管がありませんので、コンドロイチンが骨に水分と栄養を運び、老廃物を排出しています。
その他にコラーゲンも有効な成分です。
コラーゲンはタンパク質の一種ですが、細胞と細胞、組織と組織の間に存在し、栄養や酸素を供給し、新陳代謝の促進や老廃物の排出を行います。
変形性関節炎の予防や改善に効果があり、ビタミンCと一緒に摂取するとさらに吸収力がよくなるといわれています。
オメガ3は、炎症抑制効果がありますので、関節の痛みや腫れ、炎症を軽減してくれます。
これらの成分は、加齢とともに減少しますので、高齢になれば与えたほうがいいものですが、早い時期から与えると、予防効果が期待できます。
いろいろおいしいものを食べさせたいから、高齢になってからでいいという方には、グルコサミンやコンドロイチン、コラーゲンなどのサプリがおすすめです。
犬用のサプリもたくさんの種類がありますので、使いやすいものを選ぶといいでしょう。
毎日与える必要はありませんが、時々与えることで予防になります。