業務用のドッグフードのメリットは、何といってもコストパフォーマンスの良さです。
約10〜15sほどの量が割安な価格で購入できます。
ネットで購入すれば、さらに割安で送料無料も多く、たとえ多少の送料がかかっても、なおお得な価格です。
多頭飼いや大型犬を飼っている場合は、毎日大量のドッグフードを消費しますので重宝します。
ブリーダー用として販売されていますので、品質的にも優れたものも増えており問題はありません。
むしろ、ブリーダーは常に多くの犬を飼育していますので、値引きよりも増量されて20s近くの大容量になっているものもあり、さらにお得感があります。
デメリットは、そのお得感を感じる量です。
割安なのですが、賞味期限内に使い切れるかが問題になります。
高品質なフードを低価格で仕入れたとしても、消費できなければ無駄になってしまいます。
食べきるまでに1か月以上かかるようであれば、高品質なドッグフードでも開封した瞬間から酸化は始まっていますので、風味が失われていきます。
食べきるのに時間がかかってしまえば、高品質だったフードが、体調不良の原因にもなりかねません。
開封すると同時に密閉容器に小分けして脱酸素剤や乾燥材を入れて保存したほうがいいでしょう。
それでも、小型犬や一頭飼いでは使い切るまでに何か月もかかってしまいます。
できれば、犬を飼っているお友達やご近所の方と共同購入するといいでしょう。
お互いに節約ができ、交流も深まりますので、一挙両得です。
また、食物アレルギーを発症した場合、大量のフードを無駄にする可能性もあります。
食べなれたフードに対して起こることが多いため、それに対応できるような食事の工夫を普段からしておくことも大切です。
さらに、突然そのフードを食べてくれなくなることもあります。
割安に購入したはずが、ほとんど捨てることにもなりかねません。
お得な業務用のドッグフードも、しっかり食べてくれてこそです。
やはり、おいしく食べられる1か月以内に消費できるような方法を考えてから利用したほうがいいでしょう。