ドッグフードはふやかして食べさせてあげても問題はありません。
また、ワンちゃんの状態によっては有効な方法であるといえます。
犬は人間のように「体調が優れなくて食欲が無いけれど、健康の為にちゃんと食べないと」と考えてくれません。
食欲が無ければ食べる量が減りますし、好みが違う時は食べてくれなかったりもします。
犬は人間に比べて食べ物を味で判断することはありません。
人間に比べて複雑な味を感じる事が出来ないのが理由となっています。
犬にとっては臭いや食べやすさが重要といえます。
ドッグフードはドライタイプの場合、基本的に固めに作られています。
そのため噛むのにも体力を使います。
体調が悪かったり体調が優れないと噛む動作でも辛いと感じてしまう為、食欲が落ちてしまうのです。
そういった際にふやけさせてあげると食べやすくなるのでしっかりと食べてくれるようになる事もあります。
また、高齢の老犬の場合、老犬用のドライタイプのドッグフードでも固すぎる事があります。
そういった際にはふやかしてあげると食べやすくなります。
ほかにも、水分補給のめんからも有効です。
また、http://www.tennllama.com/shou.htmlにかいてあったのですが、腎臓や肝臓など内臓系のサポートをしてくれるタイプもあるそうです。
特に冬の時期ではワンちゃんはあまり水分を摂らなくなります。
水分不足は代謝低下をはじめとした健康問題が現れる可能性があります。
そこで、ドッグフードをふやかしてあげる事で不足する水分を補ってあげる事が可能なのです。
ただ、本体ある程度の固さがあるドライタイプのドッグフードをふやかすことによるデメリットもあります。
もともと、ドライタイプのドッグフードには歯垢除去の役割もあります。
固いドッグフードを噛んだときに歯の表面とドッグフードが擦れるので、歯の表面の汚れをそぎ落としてくれる役割があるのです。
ふやかして柔らかくしていると、この効果がなくなってしまう為、歯磨きの頻度が多くなるというデメリットがあるのです。
また、特に夏場などは水分を含むことでドッグフードに雑菌が増殖しやすくなったり腐敗しやすくなるので注意が必要です。