ドッグフードの相性は、食いつき、目の輝き、毛並み・毛艶、便などで判断します。
ドッグフードの第一の目的は犬に必要な栄養の摂取ですから、美味しく食べてくれることが大切です。獣医師がすすめるから、あるいは高額のフードだからいいとは限りません。食べようとしなければ、愛犬の嗜好に合わないということですから、相性のいい美味しく食べてくれるフードを選ぶ必要があります。
また、身体にも適したドッグフードであれば、健康状態もいいはずですから、澄んだ目をして輝いています。身体の中の健康は目にも出やすく、重要なポイントのひとつです。元気があっても目ヤニだけが多少でるということもあります。体質や遺伝の可能性もありますが、主としてタンパク質の質や含有量によって生じることがあります。程度にもよりますが、ひどい場合は、動物病院を受診して、フードを変更した方がいいでしょう。
毛並みや毛艶は、犬の新陳代謝が約21日周期ですので、それに応じて徐々に皮膚や被毛が入れ替わりますので、身体に合ったドッグフードであれば、健康を維持増進しますので、その周期ごとに毛並みが美しくなっていきます。身体の中が健康だから毛並みもいいということです。
犬にとって「うんちと毛並みは健康のバロメーター」といわれるように、身体の中の健康状態を最もよく現わしている部分なのです。
もう一つのバロメーターであるうんちは、量はそれほど多くはなく、形もしっかりして艶があり、つまんで少しあとが残る程度が健康な証拠です。栄養バランスがいいから無駄に排泄しなければならないものが少なく、食物繊維も充分に配合されているから腸内環境も整い、しっかりした美しいといえるほどのうんちをするのです。うんちを大量にするけど柔らかくて掴めない、下痢をしている、固くて乾燥してカチカチなどは体質に合っていないということです。栄養バランスが悪いから排泄物も多く、腸内環境も悪いから水分の多いうんちとなっています。固くてカチカチに乾燥しているということは、体質として水分を取らないという可能性がありますが、塩分が不足しているということもあります。通常は、適度に塩分も含んでいますので、自然と水を飲みたくます。
愛犬の健康のために、相性のいいドッグフードを選んであげましょう。