市販のドッグフードだけで育てる

1.穀物が含まれていないものが良い

市販されているドッグフードのみで育てる場合、穀物が含まれて居ないものを選ぶことが重要です。
犬は肉食の動物です。ですので肉の比率が大きいと消化しやすく、犬の内臓にもやさしいのです。
ですが、穀物は犬が消化することが出来ないため、消化されないまま内臓を通過する事になります。それは、犬の健康にもあまり良くありません。
何故かといいますと、消化されない状態で内臓に運ばれるので消化不良や便秘、下痢の原因になります。
それだけでも、犬にとっては多大なストレスです。更に、それらが慢性化することで穀物に対する食物アレルギーを発症する可能性も出てきます。
主に脱毛や皮膚炎が一般的で、それに伴い毛並みも非常に悪くなります。
ですので、穀物が含まれていないものを選ぶ必要があるのです。

2.肉の比率が大きくても、ミールが含まれていると意味がない

先述のように肉の比率が大きい物は犬にとって消化に良いといえますが、ミールが含まれているものを選んではなりません。
ミールとは、畜産動物を加工した後に出てくる物を粉砕し加工した形成肉です。
形成肉といいましても、ミールは畜産動物の体毛やツメ、歯などが含まれて居ます。
言ってみれば、ミールとは肉へ加工した後に出る産業廃棄物を粉砕処理した物なのです。
ですので、保存状態なども良くないので身体に悪影響が出ることも多いです。
また、消化できないものも多く含まれているため穀物と同じくアレルギーの原因にもなります。
ですので、ミールを含んだフードは避けるべきなのです。

3.なるべく無添加の物を

そして、無添加の物を選ぶことをオススメします。
香料ですとか、あるいは着色料や保存料は化学成分由来であることが殆どです。
犬にとって化学成分はまったく必要の無いものです。そのため、やはりアレルギーの原因となってしまいます。
また、偏食に繋がる可能性もあります。何故かといいますと、こういった添加物は美味しく見せるために使われています。特に香料は自然に存在するもの以上に強いにおいを発しています。
ですので、普段から添加物入りのフードを与えているとオーガニックのフードのように無添加の物を食べなくなってしまう可能性もあります。
市販されている物の中で必ずといっていいほど添加物が含まれているものは「缶詰」タイプのフードです。
元々保存を目的としているため仕方がないのですが、普段食として利用する場合は市販の缶詰フードは避けた方が良いでしょう。

4.利点はコストパフォーマンスが良い

市販されているドッグフードのみで育てていくのは、非常にコストパフォーマンスが良いです。
獣医が奨めているものや海外ブランドの物は健康にはかなり良いですが、金額がかなり高いことが多いです。
ですので、コストパフォーマンスが悪いのです。
特に、多頭飼いしている方にとってはそういった高いフードでのみ育てるというのはかなり厳しいです。
ですので、多頭飼いしていらっしゃる方にとっては、市販のフードでのみ育てていくということは金銭的にもかなり重要なことなのです。

5.ホームセンターよりペットショップで購入するほうがオススメ

市販のドッグフードでのみ育てていくという場合、ホームセンターで購入するよりもペットショップで購入したほうが良いです。
何故かといいますと、ホームセンターで購入することはリスクが高いからです。
ホームセンターで販売されているフードは種類が少なく、量が極端に多いものが殆どです。特にドライタイプのフードがそうですよね。こういったフードは穀物が多く使われていたり、あるいは添加物やミールを含んでいることが多いです。
ホームセンターはペットを専門としていないので、こういったフードのみを販売していることが多いのです。
ですが、ペットショップの場合は専門性が高いため、種類も多く安全なフードも多くそろっています。また店員の知識も多いため、安全性はより高いといえるのです。

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