ドッグフードの賞味期限には非常に長い物がありますが、注意が必要です。
ドッグフードには人間の食べ物のような厳しい基準が存在しません。
一定の安全基準は存在する物の、人間の食べ物に使用することが禁止されている保存料や添加物が多く使用されている物も沢山あります。
こういった物は賞味期限が一年以上あるものもあり、その点はメリットともいえますが、健康面に対するデメリットが大きい為注意が必要です。
災害時などのペット用の非常食としては有効かもしれません。
特にこういった添加物が多く使われているのが缶詰タイプのウェットタイプドッグフードや半生タイプの物です。
缶詰タイプは長期保存による劣化や腐敗を防ぐ為や、見た目をよくするために使用されています。
ですので、購入する際には使用されている原料も十分に確認するようにしましょう。
安全で保存期間が比較的ながいのがドライタイプのドッグフードです。
水分が少ないですので雑菌が繁殖し難く、カビも成長し難いですので同じ無添加の半生タイプのドッグフードなどに比べて長期間保存が利きます。
ただ、あくまでも賞味期限として記載されているのは未開封の状態であるので、開封後はなるべく早く使用する必要があります。
特に梅雨など湿気が多い時期だと劣化しやすくなりますので注意が必要です。
こういった点からドッグフードは買いだめはなるべく避けるほうが良いでしょう。
賞味期限が長い=添加物など健康に影響がある成分が使用されている危険性が高いといえるので、必要な時に必要な分を買うようにするのがベストといえるのではないでしょうか。
一見めんどくさそう、難しそうに感じるかもしれませんが、私達人間の食べ物だって、ある程度保存は利くものの、基本的に必要な時に必要な分を購入していますよね。
そう考えるとそれ程めんどうくさくも、大変でもないといえますね。
ドライタイプは大体一週間から10日ほどを目安にした分量で販売されていますので表記されている賞味期限はあくまでも保存できる期限と考えるようにしましょう。