ドッグフードを愛犬に与えるときは、ドッグフードのパッケージに記載された適正量を与えることが望ましいです。基本的には、パッケージに記載された量を与えていれば必要な栄養素を十分に摂取することが可能ですが、ここで注意しなければならないのが、肥満傾向にある犬の場合です。肥満ということは、ダイエットをしなければならないのですが、現在の体重に合った記載量を与えてしまうと、現状維持をしてしまいダイエットになりません。この場合、目標体重に合わせてフード量を調整することが望ましいとされています。
つまり、パッケージの数値はあくまでも目安であり、実際にはその犬に合っていない場合もあるということです。これは、運動量や犬種そのものが持つ特性にもよって変わってくるので、飼い主さんが自分自身で適量を探っていくことも必要かもしれません。
与えているドッグフードが適量なのかを見分ける方法として、便の状態をチェックをすりという方法があります。犬の体調は便に出ると言われているため、日頃から便の様子をチェックしておくと良いでしょう。例えば、便をティッシュで便を掴んだ時に、トイレシートに少し跡が残るくらいであれば、与えている量は適正と言われていますが、便が柔らかい場合は与ええすぎ、逆に便が硬い場合は、量が足りないということになります。このように、便の状態は犬の健康管理に役立ちますので、日頃から便の様子をチェックしておくと良いでしょう。
成犬であれは、食事の回数は1日2〜3回程度が望ましいとされています。もちろん、1日に1回でも問題はありませんが、1回の食事量が多いと、胃腸に負担が掛かってしまうため、出来れば回数を分けて与えるようにしましょう。
また、おやつを与える場合ですが、おやつにもカロリーがあるため、与えすぎには要注意です。一般的に、おやつの適正量は、1日に必要な摂取カロリーの10%以下に抑えることが望ましいとされています。もちろん、おやつはドッグフードと違い栄養素が十分に含まれていないため、おやつはほどほどにするのが良いでしょう。