おやつは、目的によって効果のあるものをいろいろ取り入れるといいでしょう。
食事と食事の間の空腹を満たすのであれば、鳥のささみを電子レンジで数分加熱するだけで簡単にできます。
鳥のささみを刻んだ野菜と茹でたものや魚を焼いたものなど、味付けは不要ですが温かく香りが立った状態だと美味しく食べてくれます。
ブロッコリーやカボチャ、さつまいもなどは栄養にも優れた、手軽に利用できる野菜です。
普段の食事にドライフードを利用されていれば、目先も変わり、栄養補給にもなります。
ただし、量的には少なめにするか、その後の主食を減らして調整する必要があります。
しつけの際のご褒美としてあげるのは、小さめのクッキーや短めのささみやビーフなどのジャーキーがいいでしょう。
小さなキューブタイプもありますので、与えすぎの予防にもなります。
事前に与える量を決めてからしつけをすれば、与えすぎることもありません。
デンタルケアには固めのジャーキーやガムが適しています。
柔らかすぎると普通に食べてしまいますので、何の効果も得られません。
愛犬の犬種や大きさによって噛み切るまで多少時間がかかるような適度な固さと大きさを持ったものを選びます。
長く噛むことによって歯垢を落とし、虫歯や歯周病の予防が期待できます。
また、しっかり噛むことによって、顎を鍛え、噛む力を維持することができます。
とくに、ガムは長時間噛む必要がありますので、散歩に行けないときやかまってあげられないときに与えると、ストレス発散の効果もあります。
遊びの際のコミュニケーションツールとして使う場合も、愛犬が好むもので、栄養補給にもなり健康をサポートするようなものを選びましょう。
クッキーや一口チーズタイプなどいろいろありますので、愛犬に必要な栄養素を補給するつもりで選ぶことが、健康にもつながります。
身体を作り健康を維持するために総合栄養食を与えていますので、本来はおやつは不要なものです。
余分にカロリーを摂取すれば肥満になりますので、おやつを与える分は主食を減らさなければなりません。
そのため、主食の一部と考えておやつも選ぶ方が、愛犬の健康のためにはいいものです。