犬はチーズが大好物です。
喜んで食べるとついついあげすぎてしまいますよね。
人間用のチーズの場合塩分が多いため与えすぎは健康にはよくありません。
では、塩分とカロリーが抑えられた犬用のチーズの場合はどうでしょうか?
こちらもたくさん与えてしまうと普通の食事では物足りなく感じるようになってしまい、どんどん食べなくなりますので、控えめにした方がいいでしょう。
チーズは栄養豊富な食品として知られていますが、犬にとってもたんぱく質や脂肪、カルシウム、ビタミン、ミネラルなどを豊富に含んだ健康食品でもあります。チーズを含んだドッグフードも種類が多く、総合栄養食のドライフードやウェットフード、パウチやおやつなど用途に応じた使い分けができます。上手に利用することで愛犬の栄養補給や健康増進にもつながりますので、使い方を利用するといいでしょう。
総合栄養食は、それだけで十分な栄養が摂れるものですが、チーズ入りは嗜好性が高いため、食欲のないときやたまのごちそうとしてトッピングする方がいいでしょう。缶詰やパウチも同様です。単純に加えるとカロリーも少し高めになりますので、与える際にはトッピングする分、通常のフードを減らしてカロリー調整をする方がいいでしょう。
粒タイプのおやつ用は、ナチュラルチーズにカルシウムが配合されており、ご褒美などとしてあげたり、錠剤の薬を埋め込んで与えるとほとんど抵抗なく飲み込んでくれます。また、脂肪分やカロリーも低めに調整されいるものがありますが、母犬の産前産後のケアとしても利用できます。乳糖を含まないチーズは、お腹の弱い犬に与えても問題はありません。むしろ健康増進が期待できます。
チーズは開封後乾燥しやすく、徐々に固くなってしまいます。それほど頻繁でもなく、与える量も少ない場合は、人間用のチーズを与えてもかまいません。ただし、塩分の多いプロセスチーズは避けて、塩分少なめのモッツアレラチーズやクリームチーズ、減塩チーズなどが良いでしょう。
乳製品に対するアレルギー体質の犬もいますので、最初は少量を与えて、様子を観察し、異変がないかを確認してください。